(今日のコトバ)
人の足を引っ張っている時、
自分の足は鎖につながれている。
自分の道の前を走る人間の足を引っ張る。
自分の気に入らない人間の足を引っ張る。
自分の出来が悪いから仲間の足を引っ張る。
人生の様々な状況のなかで、人間は何度が他人の足を引っ張ってきた。
その時、わざと足を引っ張って、ざまあ見ろと思っても、
多少胸がスッキリするかもしれないが何の進歩もない。
また、自分がだらしなくて仲間の足をひっぱっても、自分が落ち込むばかりだ。
いずれにせよそこに発展的なものは何もない。
だとしたら、意図的に足を引っ張らないこと、人の足手まといにならないことを
心がけよう。それだけで、自分の生きる環境は気持ちよくなる。
それだけで、人に不快感を与えずにすむ。
そして、何より自分の足が無意味止まることがなく生きていける。
(トピックス)
浦和レッズがジェフ阿部獲り。
Jリーグ初優勝した浦和レッズがジェフユナイテッド千葉の阿部勇樹の
獲得に乗り出した。また、FC東京も阿部獲りに動くという話もあり、
シーズンオフの目玉になりそうだ。アジアの頂点を目指す浦和レッズは、
オジェック新監督も決定的となり、チーム補強は着実に進んでいる。
いまこそ「ふぞろいの林檎たち」を観よ。
石原真理子の自伝で違った意味で騒がれてしまったけれど、
1980年代の青春ドラマとして語り継がれる「ふぞろいの林檎たち」は
名作中の名作だ。いまでこそ、小説家としても活動をしているが、
当時はシナリオで圧倒的な感動作を世に送り続けた山田太一の作品。
「岸辺のアルバム」「男たちの旅路」「想い出づくり」「早春スケッチブック」
と普通に生きる人々の狂気を描いた作品を発表。どの作品も
大きな話題をよんだ。そんな時代の決定版ともいうべきドラマが
「ふぞろいの林檎たち」だった。中井貴一、時任三郎、柳沢慎吾、手塚理美など、
まだ20歳前後で出演した。1980年代の浮かれていた時代の裏で、
人々は不変の問題を抱えて生きていることをメッセージしていたように思う。
当時を生きた人はノスタルジーとして、知らない人は新しい発見として、
鑑賞することをおすすめする。
Jリーグ入れ替え戦、ヴィッセル神戸昇格。
アビスパ福岡とヴィッセル神戸の対戦は、1ー1の引き分け。
この結果、アウェーで得点をあげた神戸がJ1に復帰が決まった。
いつも思うのだが、入れ替え戦を魂の戦いを感じるものはない。
今日も最後の最後まで福岡と神戸のスピリットは素晴らしかった。
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