(今日のコトバ)
心は、たしても、かけても、ひとつなんだ。
つらいことがあると、苦しいことがあると、
心が弱々しくなったり、どこにあるかわからなくなる。
反対に、感動したり、大きな喜びがあると、
心があたたかいものでいっぱいになる。
ひとつしかないのに、多面的に変化していく心。
この心によって、生きる道を決めていく人間。
だから、この心をどんな時もひとつにして、
平然と生きられる努力をしよう。
ちょっとしたことで心が不安定にならないように、
日々前進しながら、目標を設定しながら生きていこう。
行くべき場所が明快になれば、
人は自分の中の意志を統一できる。
それは、まぎれもなく心をひとつにすることなのだ。
(トピックス)
今年の漢字「命」、清水寺で発表。
(財)日本漢字能力検定協会が公募で選ぶ
「今年の漢字」が京都市の清水寺で発表。
最も多かったのは「命」だった。
「命」とはいっても、前向きな誕生という意味よりも、
自殺、虐待などで命を考えさせる年だったということのようだ。
来年は、明るいテーマで締めくくれる年だといいと思う。
倉本聰、イーストウッド大絶賛。
クリント・イーストウッド監督の「硫黄島からの手紙」で、
アカデミー助演男優賞の呼び声もあがる二宮和也。
最新ドラマではあの倉本聰をして「彼をイメージして脚本を書いた」と
いわしめた。ジャニーズ系の芝居のうまさは定評があるが、
二宮の心の奥底を一瞬で描き出す演技は、天の才を感じる。
ちなみに映画「青い炎」やドラマ「優しい時間」の二宮も、
特別に素晴らしい演技をしている。必見。
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