(今日のコトバ)
努力が足りないのではない。
楽しむ気持ちが足りないのだ。
最近、スポーツの試合の前に監督は、「死んでも勝て」
「意地でも負けるな」等という精神論的な話をする人が少なくなった。
むしろ、プレッシャーをかけず、「リラックスしろ」
「いつも通りのチカラを発揮しろ」ぐらいのトーンで、
選手にハッパをかける。
体育会系の暴力的な指導が減ったせいもあるが、
スポーツだけでなく、グッドパフォーマンスするには、
楽しむという考え方が大切だ。
嫌だとか、辛いとか、努力だけだと思ったら、
簡単なことさえもモチベーションがあがらない。
同じことをやるのなら、大変であろうと、なかろうと、
楽しんでしまう。
ブラジルのセレソン、バルセロナ、ニューヨーク・ヤンキース、
あらゆるプロの最高峰は、見ていて楽しい。
そして、プレイしている本人も間違いなく楽しんでいる。
楽しむことに、パフォーマンスの本質があるのだ。
何か気ののらない出来事があっても、楽しむ癖をつければ、
行動すべてが幸せになる。楽しむのだ、人生すべてを幸せにするために。
(トピックス)
カンナバロが年間最優秀選手受賞。
FIFA2006年MVPにイタリア代表主将ファビオ・カンナバロが選ばれた。
MVPにディフェンダーが選出されたのは初めて。
昨日の浦和レッズ・闘莉王に続き、
今年はディフェンダーの年だったのかもしれない。
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