(今日のコトバ)
忘れものを獲り戻すには、忘れた場所に帰るしかない。
「オリンピックの借りは、オリンピックでしか返せない」
オリンピック選手がメダルを逃し、
次のオリンピックへのモチベーションを聞かれた時、
答える言葉がある。
他の大会でいくら金メダルを獲っても気持ちは収まらない。。
オリンピックという同じ大会で頂点に立たなくては、
満足することはできない。
この気持ちは、どんな分野でも同じことがいえる。
何かを獲り返そうと思ったら、
同じ場所で、同じ規模で、
同じ気持ちになれるものだけが、
自分のモチベーションを高めることができる。
目標が明確であればあるほど、
その気持ちは強くなっていく。
特に、リベンジのような状況になれば、
なおのこと、同じ場所で戦いたいと思うはずだ。
いま、自分の人生で目標となるものがないと思っている人は、
何か獲り返したいものはないか考えてみるといい。
どうしても獲り返したいものは、ほんとうにないか。
自分の気持ちが収まらないものはないか。
人生、生きていれば、獲り返したいものの一つや二つあるはずだ。
その獲り返したいものを、自分の目標に設定してみる。
リベンジというのではなく、あくまでも、目標として定めてみる。
自分にとっていい目標になるかもしない、そう思うのだ。