憎むという感情は、熱くなった敗北感

 

(今日のコトバ)

 

憎んでいる間は、敗北に支配されている。

 

 

 

人を憎んでいる時、

嫌な感情が自分を支配する。

嫌な感情をもって

憎むというのであれば、

そうかもしれない。

だが、どうもそれとも違う気持ちが

湧き上がる。

何かと似ているこの感情。

それは、敗北した時の気持ちに

似ている気がする。

敗北した時の屈辱感が、

より熱くなっている。

熱くなっているといっても、

敗北感には変わりない。

どこかに負けた気持ちがある。

その気持ちに支配されている。

より熱く支配されている。

自分の気持ちがいいわけがない。

荒んだ気分になってしまう。

だからこそ、

少し強引だが、

憎むという感情が起こったら、

自分は敗北感を感じていると

決めてしまう。

そう思えば、

なるべく早く敗北感から

逃れたいと思うはず。

この感情のままでは

いけないと思うはず。

憎むという感情は、

熱くなった敗北感。

そう思うことで、

憎むという感情を

自分の心から追放するのだ。

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