強がりを休ませる

 

(今日のコトバ)

 

強さを演じる時がある。

ただ、演じているのだから、

芝居が終わったら、

弱い人間であることも

忘れてはいけない。

 

 

 

ここ一番で強い人間を

演じなければならない時がある。

大きな仕事のプロジェクトの

リーダーになったら、

本来の自分の力を越えて

頑張ろうとする。

大事な試験の前は、

ミスの多い人生でも、

完璧な解答ができる自分で

あろうとする。

優勝のかかった試合なら、

最高のプレイができる自分に

なろうとする。

それでいい。

それが成長の礎にもなる。

だが、人間には弱い部分もある。

一つの挑戦が終わった時、

自分以上の力を出してしまったのに、

まだ自分を強く見せようとすると、

自分の弱い部分が悲鳴を上げる。

さらに、突き進むと

壊れてしまうこともある。

強さはどこかに

演じている部分がある。

そこを忘れてはいけない。

強がった部分を、

挑戦が終わったらいやしてあげる。

長く生き抜くには、

強がっている自分を

休ませることも大切なのだ。