素早く謝る

 

(今日のコトバ)

 

謝罪は、早い者勝ち。

 

 

本当に相手を怒らせた時、

こちらが謝罪しなければならない時は、

とにかくスピードが大切。

一刻も早く謝ることが、

その後の展開を大きく変える。

グズグスしていると、

相手の怒りの沸点は上昇する。

怒った相手がいろいろなことを考える。

いろいろな人に怒りを伝える。

結果、一つの怒りが大きく伝わっていく。

ほんのささいなことも、

大事になりかねない。

すぐに謝ってしまえば、

傷口が止まったかもしれないものが、

想像を超えて大きく広がる。

とにかく謝罪を素早くしておけば、

大きくなることを食い止められる

可能性が高くなる。

もちろん、素早く謝るだけで

解決できないこともある。

ただ、たいがいの謝罪は、

素早く行うことで問題は

解決する方向に向かう。

それだけは忘れてはいけない。

判断の権利を現場に持たせる

 

(今日のコトバ)

 

現場にいるということは、

最先端にいるということ。

いちばん新しいものを

生み出している場所に

立ち会っているということ。

 

 

 

とにかく現場にいる人には勝てない。

いちばん最前線で、対応している、

考えている、戦っている。

日々、新しいことが起こり、

あれやこれや頭を悩ませている。

これ以上、厳しく、しんどく、面白い場所もない。

だが、現場にいる人に判断させないことがある。

特に、日本は縦割り社会で、

現場の判断を現場にいない上司が

決めることが多い。

その判断は必ずブレる。

現場にいない人には、、わかることに限界がある。

反対にいえば、

判断の権利を現場に持たせた集団は強い。

最適の判断ができている。

作業を遂行するなら、

そこを忘れてはいけない。

現場がいちばん最善の策を知っている。

せめて、現場に判断の権利がなければ、

現場の意見は反映される仕組みをつくる。

強く、勝つ組織は、

現場を活かすことができる組織なのだ。

個性を尊重する育成法

 

(今日のコトバ)

 

怒られると

憶えることのできるのは、

「恐怖」だけでした。

 

 

 

怒ること。

時に人を間違えた道に進まないように

必要な場合がある。

怒らなければわからない。

矯正しなければわからない。

そんな時、どうしても怒ってしまう。

だが、この怒るという行為が度を越えてしまうと、

人を矯正するどころか、

恐怖を与えたり、萎縮させたり、

トラウマになってしまうこともある。

昔は、あたりまえのように行われていたが、

最近はパワハラを叫ばれるようになって、

怒ることが少なくなった。

この影響がいいかわるいかは、

一概にはいえないが、

着実に結果を出しているのが、

ゆとり以降の世代のアスリートの世界。

野球、サッカー、陸上、バトミントン、水泳など、

さまざまなスポーツアスリートが、

世界標準に成長してきた。

これは、怒るからはじまる

鉄拳制裁や根性論ではなく、

理論に基づいて、

正しい育成をする。

さらには、

怒るのではなく、

ほめることも含めて、

本人の能力、

本人のモチベーションを上げるために

サポートする。

アスリートで成功するには、

非人間的な環境が必要だという考えから、

個々人の能力を尊重して育成する。

間違いなくこの育成法は、

日本人アスリートの

レベルを上げていると思う。

もちろん、精神的な部分を鍛えるために

さまざまなトレーニングは積まれている。

だが、人を怒り続けて、

根性で這い上がってきた者だけを

良しとする育成ではない。

そう思うと、

ゆとり以降の教育・育成は、

評価するものがある。

今後この育成法は進化すると思うが、

どこまで進化するのか、

見守っていきたい。

出会いが未来をつくり出す

 

(今日のコトバ)

 

未来とは、

人と人が出会うことで生まれる

かけ算のことである。

 

 

 

新しい道が広がる時、

必ず人との出会いがある。

いくらがんばっていても、

人と出会わなければ、

世の中の評価に

つながらないことが多い。

自分の能力を評価してくれる人と

出会って、人生が大きく変わっていく。

方法は人の数だけある。

とにかく、新しい道を模索しているなら、

人と出会う行動をする。

できれば準備が完了していればいいが、

完了していなくても、

人との出会いは大切にしていく。

行動して、出会いの後も、

準備していく。

そして、自分の未来はつくられる。

そのことを忘れてはいけにない。

失敗は成長に貢献している

 

(今日のコトバ)

 

失敗するたびに前進している。

決して、後退しているのではない。

 

 

 

自分で失敗したと思うと、

すべてが0になったと思ったり、

後退したと思ったり、

ネガティブな考えになってしまう。

だが、本当にそうだろうか。

失敗したといことは、

挑戦したということ。

少なくとも、

経験値という財産がつくれる。

この経験値は、

成功に近づくための数値も上げるし、

成長への数値も上げる。

実は、この成長の数値が上がることが

人生においては大切なこと。

経験したことが、

人生のどこかで役に立つ。

もしかすると、

いまの自分の目標ではないものに

役立つかもしれない。

でも、人生のどこかで役立つ可能性がある。

そう思うと、

失敗でネガティブになることはない。

失敗は成長に貢献している。

この先生きていくのに、

大きな財産をつくってくれているのだ。

 

あきらめないを標準装備

 

(今日のコトバ)

 

「あきらめる」は、癖になりやすい。

「あきらめない」は、意志になりやすい。

 

 

 

 

一度、あきらめてしまうと、

二度三度と簡単にあきらめてしまう。

場合によっては癖になって、

あきらめやすい人になることもある。

反対に、あきらめないで粘り強く

頑張っていると、あきらめない気持ちが

標準装備されるようになる。

「あきらめる」

「あきらめない」

一つの人生の判断。

どう選択するかで、

自分の生き方、

おおげさにいえば、

自分の一生を左右するといっていい。

どちら選ぶかは自分次第だが、

大きな目標がある人は、

あきらめない意志をもった方が

達成する確率は上がる。

夢への道も広がるはずだ。

「じぶんらしく」で生きる

 

(今日のコトバ)

 

「じぶんらしく」の延長線上を

しっかり歩いていこう。

 

 

 

何事も「じぶんらしく」ないと、

上手くいかないことがある。

マネをして上手くなるというけれど、

マネをしてもどこかにじぶんの個性が

育まれてなければ、

ただのマネであり、

上手くいかないケースが多い。

じぶんの個性というフィルターを

通したものが上手くいく礎を築く。

言葉にすると、

「じぶんらしく」

その「じぶんらしく」を

まわりの人も感じられれば、

上手くいく基準になる。

反対にいえば、

じぶんで検証する時も

「じぶんらしく」で

考えてみる。

そこさえブレなければ、

じぶんがじぶんとして

じぶんのペースで上手に

生きていけるはずだ。

 

 

 

 

少しずつでいいから幸せを感じる人生

 

(今日のコトバ)

 

大きな幸せを探しても、

握りしめるまで時間がかかる。

小さな幸せを探して、

すぐに、しっかり

握りしめるのもいいもんだ。

 

 

 

 

何年もかけて育てたい幸せ、

何年もかけて手にしたい幸せを

探すのも大切だ。

大きな幸せをゆっくり探す。

だが、人は少しでいいから、

小出しでいいから

幸せになりたい時もある。

その時は、

素直になって幸せを手にする。

小さくてもいい。

まだ育ってなくてもいいから

幸せを手にする。

少しずつでいいから、

幸せを感じられる人生。

選ぶのは自由だ。

ただ、いつも少しずつ

幸せを感じられる人生も

捨てたものではない気がする。

人は、幸せに

生きることが好きなのだ。

 

目的だけを考える

 

(今日のコトバ)

 

やるしかないなら、

不安も、苦手も、言い訳も、

捨てていい荷物だ。

 

 

 

どうしてもやるしかない時がある。

もう後へは引けない。

スタートしなければならない。

そんな時に限って、

不安になって混乱する。

急に苦手意識が頭をもたげる。

あれこれ言い訳をしたくなる。

ネガティブになることもある。

ただ、やるしかないのだ。

その時、不安や苦手や言い訳を

考えてもしかたない。

とにかく、考えないことからはじめて

前進する。

目的だけみて前へ進む。

できるだけ目的の先に

いいイメージをつくって、

そこに向かっていく。

それだけを考える。

まずは、まっすぐ目的だけ意識する。

その意識を忘れてはいけない。

ていねいに生きることを念頭に

 

(今日のコトバ)

 

「ていねいに生きる」は、

自分というブランドを向上させていく。

 

 

 

生き方がていねいな人がいる。

人との付き合い方が、ていねい。

仕事の仕方が、ていねい。

考え方が、ていねい、、、、。

何事につけても、

ていねいを念頭においている。

そんな人は、

いいイメージの

ブランドを構築している。

「あの人は、信用できる」

「あいつは、間違いない」

「あの人に、まかせよう」

などと評価される。

信頼というマークが刻まれる。

ていねいに生きている信頼が、

人生をいい方向へ導いてくれる。

人には性格がある。

ていねいに生きろといわれても

簡単ではない。

ただ、ていねいに生きる努力をすることは

価値がある。

それだけで、自分が信頼され、

自分のブランドが上がる。

一石二鳥でも、三鳥にもなる。

ていねいに生きることを、

頭の片隅に。