笑顔は、一つの売りになる

 

(今日のコトバ)

 

なにもない人間の必殺技は、笑顔だ。

 

 

 

なにも特出すべきものがない。

これといった武器がない。

人より目立つものがない。

さて、なにを売りに

コミュニケーションしようか?

そんなことを考えたことがある。

とにかく、平凡。

なにか人に印象付けるものはないか?

唯一考えたのが笑顔。

フレンドリーに笑って話す。

少なくとも、敵ではない。

いいヤツかもしれないという

雰囲気をつくる。

強烈に効く売りかは別として、

いい印象が残る。

長く生きていると、案外、

笑顔も自分の力になる。

笑顔。

誰もが持つ、一つの強い印象。

一つの自分の力として、

意識してもいいと思う。

一生懸命を継続しよう。

 

(今日のコトバ)

 

一生懸命がんばって

仕事をしたらそれでいい。

きっと、誰かの記憶に残っているから。

 

 

 

誰かが見ている、という。

長く生きていると、

本当にそう思う。

一生懸命がんばっていると、

誰かが評価してくれる。

誰かが声をかけてくれる。

きっと、それは誰かの記憶の残像に

残ったからこそもらえるギフトなのだ。

人によっては、

「一生懸命やっているけど、

誰も見てくれない。

誰も評価してくれない」

という人もいる。

だが、それは一生懸命が足りないのだ。

足りないというのは、

努力、熱量、そして何より

継続する力。

継続していないと、

人は見つけられないし

評価できない。

もし、いま、自分の能力が評価されないと

嘆いているなら、

一生懸命を継続しよう。

それが、自分の評価を変えるきっかけになる。

おおげさにいえば、人生を変える

分岐点になるのだ。

 

困難は目標からのテスト

 

(今日のコトバ)

 

困難は「不可能」の近くに

いるのではない。

いつだって「可能」の隣りにいるのだ。

 

 

 

何か大きな目標を達成しようとする時、

必ずといっていいほど、

困難が立ちふさがる。

発想、時間、お金、マンパワーなど、

いろいろな課題が困難となって

立ちふさがる。

ただ、ほとんどの場合、

その困難を解決すると目標は達成する。

言い換えると、困難は

目標からのテストなのかもしれない。

そう思うと、

目標に向かって前進する時、

困難な課題にぶちあったら、

達成のテストと思ってがんばってみる。

モチベーションが上がれば、

困難を解決するスピードがあがる。

困難は、いつも目標達成の隣りにいる。

そう信じて取り組むのだ。

 

 

 

成功も、失敗も、人生を豊かにする素

 

(今日のコトバ)

 

成功も、失敗も、

天下のまわりものだか、

経験は財産になって積み上がる。

 

 

 

成功。

失敗。

人生では、どちらも起こる。

成功を称賛して

素晴らしいという人もいれば、

成功だけが

すべてではないという人もいる。

失敗を批判して

最低だという人もいれば、

失敗にも

得るものがあるという人もいる。

成功と失敗は、結果論。

結果として、成功。

結果として、失敗。

その経過報告だともいえる。

だが、成功と失敗には経験という財産が

積み上がっていく。

この財産だけは減ることはない。

実は、成功や失敗ということより、

この財産を、その後の人生に

プラスにできることが大切。

成功にも、失敗にも、

人生を豊かにする素がたくさんある。

その人生を豊かにする素を、

どうこの先の人生に役立てるか。

そう考えると、

成功も、失敗も、

捨てるところはない。

しっかり自分のものにして、

この先の人生に役立てる。

そこが大切なのだ。

 

自分が自分でいる時間

 

(今日のコトバ)

 

自分の時間が必要なように、

自分でいる時間はもっと必要だ。

 

 

 

忙しいと

「自分の時間が欲しい」と思う。

ゆっくりと、のんびりと、

休みの時間が欲しいと思う。

誰もがそう思う。

ただ、社会で生きていると、

「自分が自分でいる時間」が

自分の時間以上に大切になる。

「自分が自分でいる時間」

それは、自分の能力を発揮できて

イキイキしている時間。

できれば、人から評価される時間。

仕事でも、何でも、

「それはあいつに任せよう」と思わせるもの。

「自分が生きている時間」といっていい。

その自分が生きている時間が

自分の人生にあるか。

しっかりあるといえる人は、

人生が正しい方向で動いている。

あまり自分が生きている時間がないと

思う人は、

人生が正しい方向に動いていない。

一つの判断基準になる。

「自分が自分でいる時間」をつくるために、

人生をシフトしてもいいと思う。

人生は前でみなアマチュアである

 

(今日のコトバ)

 

どんな成功者だって、

人生のプロフェッショナルではない。

どこかで誰もしないようなミスをする。

人間は、人生のアマチュアという意味で

みな同じだ。

 

 

 

天才ミュージシャンが

音楽レーベルの会社経営をすると

大きな失敗をする。

こんな話だけでなく、

一つの成功が

自分を万能の神にしてしまって、

大失敗するケースをたくさん見ている。

自分が切磋琢磨して

築き上げた世界では

成功できても、

にわか知識で手を出した分野では

成功できない。

人生はそれほど甘くないし、

人生はどこまでいっても

完璧なプロにはしない。

どこかに欠点がある、

どこかでアマチュアといってもいい。

そういう意味で人間は平等だ。

だからこそ、

自分の才能があり、

自分のモチベーションがあるもを

磨き続ける。

「この分野では負けない」

「この世界ではプロ」

といえるものをつくる。

一つの分野を極めて、

その世界を追求し続ける。

それこそが失敗を回避する生き方なのだ。

壁は、もう新しい世界

 

(今日のコトバ)

 

壁は、

前進するからこそ突きあたる新大陸だ。

 

 

 

だれでも壁に突きあたる。

どうしてもクリアできない壁。

順調にいっていたのがいかなくなった壁。

進もうとすると邪魔をする壁など。

ただ、その壁をクリアすると必ず

新しい世界が開かれる。

つまり、壁そのものが新しい世界。

そう考えると、

壁に突きあたったら、

喜んでいい。

「もう新しい世界足を踏み入れた。

最初は、わからないことが多くで、

ジタバタするが、慣れたら大丈夫、

新しい世界が自分のものになる」

それぐらいの気持ちでいい。

苦しんでいても、つらくても、

壁に突きあたったら、

もう新しい世界に

一歩踏み出しているのだ。

 

立ち向かう志

 

(今日のコトバ)

 

根拠のない自信があったという人は

忘れている。

遠くても、高くても、険しくても、

のり越えようとする志があったことを。

 

 

 

 

時々、聞く言葉がある。

「根拠のない自信があった」と。

特に、成功者がインタビューで

語ることが多い。

だが、本当に根拠がなかったのだろうか。

具体的なものが

見えていなかったのは事実かもしれない。

ただ、そういう人には、

必ずといっていいほど、

どんな困難にも立ち向かおうという

志があったはずだ。

何か新しい挑戦する時、

立ち向かう志、乗り越えようとする志ほど

大切なものはない。

これ以上の根拠はないのではないだろうか。

新しい挑戦で完全なるカタチが

見えることはない。

その挑戦の中での拠り所は、

志しかないのだ。

だからこそ、

新しい挑戦をはじめる時、

自問自答してみるといい。

どんな困難にも立ち向かう決心があるか。

そこがブレずに挑戦できれば、

第一関門は突破できる。

まずは、立ち向かう志を確認しよう。

 

 

 

 

幸せは一人では成立しない

 

(今日のコトバ)

 

しあわせは、

分け与えて本領を発揮する。

 

 

 

一人占めとか、

一人勝ちとか、

望んだものを自分だけで獲得できる。

それはそれは、素晴らしいことで、

きっと、幸せも一人占めになるだろう。

ただ、幸せに関していえば複雑なもので、

たった一人だけ幸せになっても、

少しも幸せになれないことを知る。

幸せは、

分かち合う誰かがいて完結する。

自分以外の誰か。

それも多ければ多いほど

幸せも大きくなっていく。

そう思うと、

いま、自分にとって必要な幸せは、

一人のものか、そうでないか。

ほんとうに幸せになりたければ、

自分だけでない誰かも

幸せにできるよう考える。

そして、幸せになることが上手くいけば、

幸せを心から感じることができる。

幸せは、

一人で成立しない気持ち。

誰かとシェアして大きくなる気持ちなのだ。

 

 

 

憧れている時が、いちばん幸せな時間

 

(今日のコトバ)

 

「大切なもの」は、

持っている人より、

持っていない人の方が大切する。

 

 

 

どうしても手に入れたい。

きっと、手に入れたら最高に幸せになるんだろう。

そう思っている時がいちばん幸せかもしれない。

さらにいうと、

その時が欲しいものをいちばん大切に思っている。

考えてみればわかる。

欲しいものが手に入る数日前のワクワク感は、

最高に幸せだ。

だが、手に入るといろいろな感情が芽生える。

「こんなもんなんだ?」

「思ったほど楽しいものでもない!」

「手に入ったから、もういいや」等々。

もちろん、手に入って最高の気分になることもある。

ただ、手に入った時がピークで、

じょじょに感動が薄れていくものでもある。

つまり、欲しいものが手に入らなくても、

欲しい願望があって憧れている時が、

いちばん欲しいものを大切に思っている。

そして、その時がいちばん幸せになっている。

欲しいものに憧れている期間こそ、

本当の幸せな時間かもしれない。