(今日のコトバ)
やさしい人に足りなかったのは、
自分へのやさしさでした。
誰のまわりに必ずいる、
やさしい人。
気を使ってくれて、
困っている時に、
助けてくれたり、
サポートしてくれたりする。
ありがたい人だ。
ただ、いつも思うことがある。
やさしくしてくれる人は、
自分にあまりやさしくしていない、と。
人にやさしくするあまり、
自分のことが疎かになっている。
時々、しんどそうに見える時もある。
そんにな時でも、
サポートを求めている人から
相談されると、
笑いながらやさしくしている。
サービス精神が強い人かもしれない。
根っからのいい人なのかもしれない。
だが、人にやさしくするのも
力仕事だ。
エネルギーを使う。
だから、やさしい人に
やさしくされた記憶のある人は、
時々でいいから、
こちらからもやさしくしてあげる。
やさしさは、
もらって困るものではない。
やさしくされると、
嬉しいものでもある。
それは、やさしい人にとっても、
同じことなのだ。