善戦健闘に背を向けて

(今日のコトバ)

 

 

善戦健闘という言葉は、元気な文字ばかりなのに、

なぜかむなしい。

 

 

やった以上は、思い通りの結果が欲しい。

勝負に勝ちたい。ノルマを達成したい。頂上を極めたい。

考えればキリがない。

そんな状況の中で、もう少しで結果を出せたのに、

チカラを出し切れなかったことがあるはずだ。

言葉にすると善戦健闘。

どの文字をとっても勢いのある文字なのだが、

四つまとまると、あと一歩という意味になる。

もっといえば「善戦健闘したよ、よくがんばったよ」という

慰めの言葉になってしまう。

やった本人は、聞きたくない一言でもある。

だとしたら、この言葉を聞かないために目標を設定してみるのはどうだろう。

そんな言葉を聞きたくない。否、聞かない。

全力を出して、結果を出す。

善戦で終わる場合、本人にも善戦で終わるような予感がある。

つまり、がんばりきっていないという自覚があるのだ。

だから、あえて善戦健闘を封印する。

一気呵成に駆け上る。連戦連勝で勝ち上がる。

そのイメージを描いて全力を尽くす。

それだけで、人生の戦い方は変わってくるはずだ。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

心構え

(今日のコトバ)

 

 

 

「もうダメだ」

「あと一歩」

「まだ行ける」

みんな同じ場所に立っている。

 

 

 

 

人間は、いつも坂の途中を歩いている。

横を見ると、ライバルが、同世代が、家族が集団となって歩いている。

みんな汗をかきながら、せっせと歩いている。

その中にいる人が、ひとりおいてきぼりになった。

その中にいる人が、ひとり早足で背中が見えなくなった。

そして、その中にる残った人が、まだ集団を形勢している。

人間には、同じ坂が用意されている。

その坂を登る時の心構えで、たどり着く場所が変わってくる。

坂の4分の3まで登った時、もうダメとあきらめてしまうか。

自分の限界点を決めて、あと一歩だけ頑張るか。

まだ行けると、勢いをつけて歩くか。

その気持ちだけで、行ける場所が違ってくる。

人生の行ける場所も、まったく変わったしまうのだ。

生きるために、みんな坂を登っている。

同じ坂を登るなら、登れるだけ登って、

他の人と違う風景を見るのも悪くないのではないか。

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

傷の効能

(今日のコトバ)

 

 

人は、傷によって磨かれる。

 

 

 

傷つくことは、できれば避けたい。

苦しい、痛い、辛い。

場合によっては、致命傷になりかねない時もある。

ただ、傷負うことは悪いことばかりでもない。

その傷があるから、強くなれることもあるし、

その傷があるから、成長できることもある。

また、かすり傷ぐらいなら、どんどん体験した方がいい。

危機察知能力が高まることもある。

傷の効能は、人間を鍛えること。

そして、その傷は人間の武器にもなる。

だから、傷つくことを恐れずに、

チャレンジしてみよう。

苦しく、痛く、辛い思いが武器になるかもしれない。

自分の長所になるかもしれないのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

隣にウルトラマン

(今日のコトバ)

 

 

 

誰の人生にもウルトラマンがいる。

みんな人間の顔をしているだけだ。

 

 

人生のウルトラマンは、かっこよくもなく、

一番危ない時に突然やってくるものでもない。

普段、オーラなど感じない平凡な人が、

困った時に解決法を持って現れてくれる。

タイミングも、ウルトラCも持っていないけど、

課題解決はしっかりしてくれる、そんな人だ。

メールをすぐ送りたいのに異常があって送れない。

パソコンショップに持っていくほどの時間もない。

それをなんとかしてくれる人はウルトラマンだ。

自転車のギアがおかしくなって直せない。

それをすぐにな直してくれる人もウルトラマンだ。

冷蔵庫には残り物しかない。

その中でごちそうをつくってくれる人もウルトラマンだ。

人よりちょっと優れている技術があって、

誰かの問題を解決してくれる人はウルトラマンなのだ。

もし、時間があるのならば、ゆっくり自分のまわりを見渡してみよう。

ウルトラマンはたくさんいるはずだ。

そして、そのチカラをもう借りているはずだ。

気づいたら、ちゃんと感謝しよう。

その人は人間の顔をしたウルトラマンなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

旬をつくりだせ

(今日のコトバ)

 

 

人って、ヒカリ者。

 

 

植物や動物と同じように、人間にも旬がある。

「彼はいまが旬だよな」とか「もう旬が過ぎちゃったね、あの人」とか、

いろいろな角度から人生の旬を表現される。

ただ、人間の場合は、何度でも、いくつになっても、

輝く時間、旬になる季節にめぐり会える気がする。

例えばみのもんたの旬はいつだろう。

誰もがこの数年と考えるはずだ。

それも1週間もっともレギュラー番組をかかえる彼は、

時代すらつくり出している気もする。もう60歳をとっくに越えているのにだ。

その彼は20歳代でもデスクジョッキーとして、

一世を風靡していた。

大きな旬が二度もきているのだ。

今年、現役を引退した清原和博、桑田真澄だって、

監督で結果を出せば、人生何度目かの旬をつくり出せるだろう。

そして、それは有名人だけに限らない。

普通の人の普通の人生だってそうだ。

学生時代のクラブ活動でヒーローだった人が、

会社のトップセールスマンになることもある。

あるいは、学業も、仕事も、自分としては納得できなかったものの

妻や子どもに恵まれたことで、自分の旬がくることもある。

できのいい子どもを嬉しそうに話す親は、

それはそれで輝いてるじゃないか。

そう、人間の人生には何度も旬がやってくる。

だから、楽しく生きようと思ったら、

人生の旬をつくりだそう。

あきらめなければ、つくれる。

信念をもって自分の道を歩めば、つくれる。

旬は訪れるのではなく、つくり出すもの。

それが、人間の、人生の、醍醐味なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

同じ痛み

(今日のコトバ)

 

 

 

同じ痛みを知っていれば、絆は永遠につながる。

たとえ別の道を歩んだとしても。

 

 

 

痛みは体が、心が、覚えている。

自分史の中でも深い記憶となるが、

同じ痛みを経験した人間同士は、強い絆が生まれる。

ちょっとやそっとではキレることのない縁。

まったくの他人が介入しようとも、

介入しきれない絆。

この絆で結ばれた人と人は、

人生に強力なタッグパートナーを持ったことになる。

もし、いま、同じ場所で苦しんでる仲間がいたら、

その人たちを大事にしよう。

必ず彼らは一生物のパートナーになる。

絆とは、同じ痛みを共有した者同士に生まれる縁。

人生で痛みを伴うことも、

強力な援軍をつくる上で悪いことではない。

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

正体は金字塔

(今日のコトバ)

 

 

あなたの胸の奥にある金字塔を魂とよぶ。

 

 

 

魂を構成しているものは何か?

誇りであり、自信であり、モチベーションであり、情熱であり、

強い自分の総称を魂と呼んでいる。

ならば、魂は自分の金字塔ではないか。

自分が人生の場面で魂をかけて戦うということは、

自分の金字塔をかけて戦うということ。

簡単には引き下がれない。

否、絶対に倒れない戦いをする必要がある。

人は生きるために魂を燃やす。

その燃えるものの正体は、金字塔。

誰にもギブアップせず、姿勢・主張を貫いて

自分の生きる道を切り開くためのものなのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

自分の辞書に載せろ

(今日のコトバ)

 

 

人生をケチるな。贅沢に経験せよ。

 

 

 

人生では、経験がものをいう場面が多い。

困難な状況に陥った時、自分の辞書に載っているものならば、

なんとか解決できるだろうが、どこにも載っていないものとなると、

対処の仕方に困ってしまう。誰かに教わるか、

自分で失敗して体で覚えるか、方法はあるけれど、

経験しておいた方が困難は楽にクリアできる。

ただ、年をとってから経験をしようと思っても、

意思も体力もついていかない。

経験するなら若い方がいい。

チャレンジしようという気も起こる。

年齢でも、体力でもいい。自分が若いうちに経験を積もう。

その心と体に残った記憶が、

人生を有利に導いてくれる。

人生を贅沢にとるために、経験が必要なのだ。

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

光を探せ

(今日のコトバ)

 

 

光射す場所があるから、暗闇でも進んでいけるのだ。

 

 

 

どんな状況でも、一筋の光明がある。

真っ暗闇だと思っても、目を凝らすと光が見える。

ただ、絶望感があると見えるはずの光が見えず、

暗中状態が続いてしまう。

状況が悪いことが暗黒の世界のように思う。

その時、どんな小さなものでもいいから、

自分の武器を探す。この武器なら状況を打開できると

思えるものを使ってみる。その上で、

悪くない状況にあるものを考える。100%望みなしはありえない。

よくテレビのドキュメンタリーでやっているように、

ハンディキャップがある人も、自分の武器を探して、磨いて、

光明を見つけようとしている。

その人たちと同じように、暗闇でも見つけるよう努力しよう。

必ずある光は、その自分の武器の側に見える。

そこさえ見つければ、暗闇を脱する方向が見える。

暗闇に落ちたら、自分の武器の側の光を探せ。

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

国民笑生産

(今日のコトバ)

 

 

笑い声のある場所に、幸せは興味津々。

 

 

 

悲しい顔、寂しい顔に幸せは寄りつかない。

やっぱり楽しい顔や嬉しい顔に幸せは導かれてくる。

笑うが勝ち。ポジティブ・シンギングが勝ち。

笑ったり、前向きに考えていると、幸せがやってきて、

さらにハッピーが続いていく。

だから、自分のまわりを幸せな環境にしたければ、

笑うんだ。悲しくても笑うんだ。

きっと、笑うという行為は、泣く、怒る、悲しむより、

レベルの高い行為。

笑う門には福来たる。

国民総生産を上げることも大切だが、

国民笑生産が高い国こそ、いちばん素敵な国だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日のコトバのバックナンバーは、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。