軽くして生きる

(今日のコトバ)

 

 

五十歩より、百歩より、はじめの一歩。

 

 

歩き出してさえしまえば、後は勢いよく進んでいく。

あれこれ考えずとも、自然に足が出る。

一度、エンジンをかけてしまえば、ある程度まで人間だって、

前進していける。ただ、問題ははじめの一歩だ。

どう踏み出すか、どこへたどり着くために歩くのか、

試行錯誤して、なかなか前へ進めない。

一歩を踏み出すことが、とてつもなく大変なのだ。

だから、歩きはじめてからの何十歩より、

大切な一歩を簡単に出せるフォームをつくろう。

イベントや行事をおっくうがらずに参加してみる。

好奇心のおもむくままに行動してみるる

重くなっている体を、心で軽く持ち上げてみる。

もちろん、慎重にならなければいけない一歩もある。

しかし、日頃から軽い自分にしておかないと動けなくなることを、

肝に銘じて意識的に自分を軽くしてみる。

これだけで、人生の得るものは全然違う。

見つけられなかったチャンスが見つかるようになる。

見つけられなかったラッキーが見つかるようになる。

自分を軽くして生きてみよう。

 

 

(トピックス)

 

吉本興業が男性コミック誌を創刊

 

今春、吉本興業は男性向けコミック誌「コミックヨシモト」を発表する。

まずは、落語家桂三枝の考案したコミックからスタートという。

常々思っているのだが、もっとも才能のある人間が集まっているのが

漫才界だと思う。ビートたけしの映画にはじまり、爆笑問題、劇団ひとり

などのエッセイ、小説。ダウンタウン、島田紳介、明石家さんまなどの

娯楽番組のクオリティ、、、。これがコミックに目を向けても当然というべきか。

さらに、音楽、WEBコンテンツなどメディアを意識したものなら、

枠をつくらず進出するべきだろう。現有するメディアは、漫才師が席巻している。

世の中を面白くできる力があるのは、凄いことなんだと思う。

 

 

 

佐賀のがばいばあちゃん フジテレビ

 

島田洋七の自伝的物語。家族の経済的事情から佐賀の祖母とふたり

暮らしをした時代の話。貧乏を越えて赤貧状態の中で、明るく、

屈しない、あの時代のどこでもいた明治女の凄さが描かれている。

小説は読んだが、ばあちゃんの名言集には恐れ入る。

「悲しい話は夜するな。つらい話も昼すれば何ということない」

「人がこけたら笑え。自分がこけたらもっと笑え」

「人に気づかれないのが本当の優しさ」

「ケチは最低!節約は天才!」

「今のうちに貧乏しておけ!金持ちになったら忙しか」

愛情の、人間のための言葉の数々。オンエアーで要チェック。

 

 

 

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