(今日のコトバ)
もっていない優しさを、人にあげるな。
優しさは、時に落ちこんでいる人にとって、
大きな力になる。
その人が復活するために、
必要な条件のひとつといってもいい。
誰かに優しくされること。
心から望んでいることだ。
だが、優しくしてくれる人が、
ほんとうに優しくできる力がなかったら、
どうだろう。
無理して優しくしてくる。
誰かの力を借りて優しくしてくる。
悪意を持って優しくしてくる等。
優しくする力をもってないで、
人に優しくする。
それは、後々、優しさではなく、
人間関係を崩壊させる方向へ進んでいく。
本心は優しくしたくないのに、
対面上、優しくする。
優しくするために、
他に人から優しさを借りてくる。
(場合によっては、金銭であることもある)
騙すために優しさという恩を売る等々。
優しくされた側からすれば、
本気で感謝したり、本気で頼ったりすると、
まったく違った結果になる。
だから、優しくする側は、
優しくする力がある時に優しくする。
本気で優しくしたい時に優しくする。
反対に、優しくされる側は、
優しくしてくれる相手を見抜く。
力ない人の優しさは、
自分のためにならないこともある。
そのことを忘れてはいけないのだ。
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