(今日のコトバ)
悲しみは、ほんとうは人間から
去っていきたがってるんだ。
なぜ悲しみがとどまってしまうのだろう。
できることなら、悲しい状況からはすぐにでも
サヨナラしたい。
いつも通りというか、楽しい状況の自分戻りたい。
ただ、気持ちの整理がつかないと、
いつまでも悲しみは心に居着いてしまう。
では、悲しみはそれほど粘着質なものだろうか。
滞留時間が長いものなのだろうか。
答えは、たぶんNOだ。
悲しみは自分が感じる基準であって、
あえて心に居続けようなどと思っていない。
だが、自分が自分のおかれている状況を嘆いて、
悲しい気持ち、悲しい時間を抱え込んでしまう。
抱えれば、あたりまえだが、悲しみも滞留してしまう。
だから、悲しみを意識から消すために、
悲しい状況から距離おく。忘れようと努力する。
距離をおいて忘れるには、忙しくする、新しいものに挑戦する、
違う話題のものに足を踏み入れる。
方法は、いろいろある。
自分が選択しやすいものを選べばいい。
人は、悲しみとなるべく距離をおきたいもの。
だとしたら、自分から能動的に距離をおくようにする。
悲しみは、いつまでも心に居着きたいと思っていない。
居着かせてるのは自分の選択。
そのことを忘れてはいけない。