(今日のコトバ)
見えないものを見たかったら、
もっと近づかなくてはならない。
遠くで見るのと、近くで見るのでは、
まったく人の様子はまったく変わる。
特に、人を遠目に見ると、
「大きい、凄い、天才的」と思った人が、
近くで見ると、
「意外に小さい、意外に普通、意外に怠け者」と思える人もいる。
極端な例だが、ここまでにないにしろ、
近くと遠くでは、見え方が変わる。
人は、人と競う時に、相手の大きさ、凄さに圧倒され、
自分を見失う時がある。
だが、しっかり相手を見れば、
近づけば、たいてい何パーセントかOFFになる。
相手の弱みがしっかり目視できるはずだ。
いま、人生で自分より強い、
自分より凄いと思っている相手がいる人は、
近づいていってみよう。
いろいろな粗が見えてくるはずだ。
粗が見えてくれば、自分との差がそれほどでもないことに気づく。
もちろん、近づいて、さらに、圧倒されることもある。
だが、それでもライバルのウィークポイントを知ることはできる。
そこが好機になる。そこが勝機になる。
人生は、様々な課題を乗り越えて成長していくもの。
その課題の解決法として、対人の恐怖から逃れるのは、
相手の近くにいく。
そして、しっかりと相手を見る。
それだけで、解決できることがたくさんある。
相手と戦う前に思い出すべきことだ。