自分を自衛する

 

(今日のコトバ)

 

終わりなき旅の途中だからこそ、

どこかで腰を下ろして命をいたわることも大切なんだ。

 

 

暑い、熱い日が続いている。

まだ、夏休みにもなっていない人が

たくさんいるだろう。

夏バテの人もいるだろう。

熱中症の注意報も毎日発令されている。

「なるべく家から出ず、水分をこまめに補給し、

体を休めてください」と。

気象予報士の夏のお決まりのセリフのような気もするが、

ほんとうは人生においても、

この言葉がとても大切になる。

「体を大切にして、水をとる」

人生は、人間の体は、どこで、

どうやって休んでいいかは自分しかわからない。

会社の休みが自分にとって足りているとも限らない。

どこまで休めば、どこまで水を補給すれば、

自分がほんとうに英気を養えるのか。

病気になって、入院するまでわからない状態はいけない。

自分の中で、どこが痛んでいて、どこが悲鳴を上げているか。

自問自答してみる。

もし、休ませた方がいいものがあれば、

早めに対処する。

会社を休んで、しっかり治すものなのか。

会社は休まなくても、自分の調整で治せるものなのか。

人それぞれあるだろう。

それらを自分で点検し、

自分で警鐘を鳴らし、自分で守る。

自分にとっての自衛も大切なのだ。

この夏だけではなく、無理して生きているすべての人は、

立ち止まって考えてみるといい。

一度、大きな病気をしてしまうと、

その先の人生がしんどくなる。

一つの疾病をかかえて生きるのは簡単なことではない。

自分を自衛する。

そのことを忘れてはいけない。

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