分かち合うから楽しい

 

 

(今日のコトバ)

 

一人でドラマチックはつくれない。

 

 

 

例えば、勝利して。

例えば、合格して。

例えば、成功して。

自分の出来事の中で

感動的な状況になった時、

誰も一緒に喜んでくれない。

あるいは、騒いでくれる人が

誰もいないと、どうだろう。

嬉しさが半減するだろうし、

何か想像したものと違うと思うだろう。

もっといえば、何のために頑張ったのかと、

そもそもの自分の頑張りにも疑問がわく。

人生の感動的な状況では、

まわりの人を巻き込んでいる場合が多いから、

嬉しさをまったく分かち合えないことは、

少ないかもしれない。

ただ、自分の感動的な場面で、

まわりが冷めていることは時々ある。

その時のつまらなさといったら、

これほどつまらないこともない。

つまり、どんなドラマチックな状況でも、

どんな感動的な状況でも、

自分一人では喜べない。

そう思うと、一人で何もかもやったと

手柄独り占めすると、

必ずまわりの人はしらけていく。

もちろん、働きが自分より

良くない人もいるかもしれないが、

それでも、つねに手柄を分かち合うことを

意識して生きる方が、

達成した時、大きな喜びになるし、

その後、モチベーションにもなる。

ドラマチックは、

感動は分かち合ってこそ大きくなる。

そこに生きる楽しさの醍醐味がある。

忘れてはいけないことだ。