(今日のコトバ)
人生は、すべて未経験者可からはじまる。
はじめは、誰もが未経験者。
完璧にできるわけもなく、
先生に、先輩に、トレーナーに、
技を教わらなくてはできるようにはならない。
複雑で習得まで時間がかかるものもあれば、
簡単で見よう見まねでできるものもある。
ただ、はじめは、何もできない。
そう考えると、
何もあせって、
できたフリをする必要などないことが
たくさんあることに気づく。
大人になればなるほど、
できるフリをするようになる。
なぜ、そうなるのか。
バカにされないためか。
カッコつけたいためか。
文字通り、大人として扱われたいためか。
様々な要素があると思う。
だが、はじめはみな未経験者だったのだ。
そこからスタートすると思えば、
何もあせることはない。
ゆっくり、じっくり覚えていけばいい。
もちろん、習いはじめて時間が経って、
「まだ、できないのか」といわれることもある。
それでも、誠実に、コツコツと習得すればいい。
習得には個人差がある。
早くできたからといって、
それだけで達人になれるわけでもない。
覚えるの遅くても、結果、プロとして、
最高のポジションにつく人もいる。
肝心なのは、あせらず、誠実に、愚直に、
習得していくこと。
それさえできれば、怖いものはない。
そのことを忘れてはいけない。