(今日のコトバ)
幸せは、後始末まであたたかい。
漠然としたものだが、
幸せというものを感じる時がある。
きっかけは、夢が叶ったり、
新しい生命が誕生したり、恋が成就したり、
成功を収めたり、勝利を手にしたり、
さまざま要因がある。
その結果があるから、幸せを感じる。
ただ、この幸せは、
その結果を出した直後だけでなく、
その途中の経過も、そして、
結果を出した後も、記憶となって、
人を幸せにしてくれる。
一つの素晴らしい結果は、
人生の時間を幸せで包んでくれる。
長く生きていれば、
誰でもわかっていることかもしれない。
だが、人は忘れやすい生き物でもある。
幸せの時間をつくれることを知りながら、
まったく違う行動を起こしてしまうことがある。
一つは不幸な方向へ走り出すこと。
罪を犯したり、社会のルールを逸脱したり、
あきらかに道を踏み外すこと。
もう一つは、なまけること。
何かに挑戦していくことを放棄して、
前向きにならない生き方をする。
そうなると、幸せをつくることは難しい。
もちろん、幸せを感じたいと
思っていない人もいるだろう。
そういう人は別として、
幸せになりたい人は、
なりたい自分の理想を描いて、
そこに向かって前進する。
言葉にすると、目標。
目標に向かって前進することは、
イコール幸せをつくること。
そのことを忘れてはならない。