(今日のコトバ)
声の届く距離に、大切なあの人を。
何か大切なことを伝えたい時に、
そばにいてくれないと、
なかなかうまくコミュニケーションはとれない。
いくらメールを打っても、
言葉は完璧ではない。
言葉足らずもあれば、
誤解をよぶ言葉もある。
いくら電話で話しても、
電話の向こうで怒っているのか、
焦っているのか、はたまた、笑っているのか、
表情がわからなければ、
本気度は伝わらない。
もちろん、相手の顔を見ながら
電話もできるが、
それでも体温は伝わらない。
どれだけコミュニケーションツールが
発達しても、
正しい状況を判断しようと思ったら、
そばにいて、フェイス・トゥ・フェイスで
話すことが一番だ。
特に、緊急な場合や、シリアスな問題を
かかえた時は、絶対に、
その現場にいなければわからないことがある。
もちろん、顔を見て話しても
嘘をつかれて騙されることはある。
いちいち顔を突き合わせて話すのが
面倒くさいこともある。
だが、それでも、そばにいて状況を判断する。
それがいちばんいいコミュニケーションに
なることは間違いない。
人と人の付き合いが希薄になってきた
時代だからこそ、
そばいることはより大切になってきている。
そのことを頭の隅に覚えておくべだ。