(今日のコトバ)
欲しいものがない金持ちより、
欲しいものがたくさんある貧乏の方が、
楽しいじゃないか。
すべて欲しいものが手に入る。
自分の望みは、誰かの手によって、
必ず叶う。
身の回りには、
いつも気持ちを満足させるものがある。
そんな暮らしをしている人もいるはずだ。
他人から、
「あなたは恵まれている」
といわれないとわからないが、
実際は恵まれている人。
そういう人はそういう人で、
「もっと欲しい、あれも欲しい」
と思うかもしれない。
だが、いずれ手に入る。
欲しいものが手に入るのが
あたりまえとなる。
そうなった時、
手に入った時に感動があるだろうか。
反対に、コツコツ貯金をして、
やっと手に入ったもの、
何年もかけて念願叶って
手に入れたものの方が
感動は大きいはずだ。
さらにいえば、貧乏な状況から、
一つ一つお金を貯めて、
自分のものにしていくほど、
楽しいこともない。
もちろん、途轍もなく手に届かないもの、
一生手に入らないものはある。
だが、欲しいものは、
簡単に手に入らない方が
人生に目標ができる。
極端にいえば、
だからこそ、
生きていこうと思えることもある。
そう思うと、欲しいものが
たくさんある状況の貧しさは、
それほど悪くない。
人生を活性化する一因になる。
イキイキ生きる源になるのだ。