(今日のコトバ)
人間は、成長する不良品である。
人間は、
朽ち果てるまで完成しない。
いつの人生も何かが欠けている。
それでいながら、
大人になって仕事をすると、
一人前に扱われる。
一人前に扱われると、
出来不出来に関係なく
プロのふるまいをする。
だが、人間に完璧はない。
どこか足りなくて、
足りない部分を埋めようとして
生きている。
それは命が燃え尽きるまで続くこと。
つまり、人間が、自分が、
不良品であることを自覚し、
欠けているものがあることを
理解して生きていくことが大切。
欠けた部分を、
誰かに、何かに、
支えてもらって生きている。
そのことを忘れてはいけない。