(今日のコトバ)
人生は、ノンフィクションを
ファンタジーにできる、
たったひとつのエンターティンメントだ。
ノンフィクションという言葉がある。
「ありのままの状況を脚色せず、
そのまま記録する」
多少の異論もあるが、
おおむね事実を
記録することといっていい。
ただ人間の人生は、
このノンフィクションの中に
ファンタジーを
埋め込むことができる。
事実という結末を
自分の意志で変えることができる。
もっというと、夢とか、希望とか、
空想的な気持ちがあれば、
いくらでも事実を変えていける。
人間以外の生き物は、
宿命がそのまま
ノンフィクションになって、
そこからファンタジーを生むことは、
ほぼ難しい。
極論すれば、人間だけが
ノンフィクションをファンタジーにできる。
それが人間の人生。
こんな生き方ができる人間に生まれた
僕らは最高に幸運だ。