長く勝ち続けるために

 

(今日のコトバ)

 

勝者には、

気のゆるみという

報酬もついてくる。

 

 

 

勝って、勝って、勝ち続ける。

そして、王者になる。

頂点に立つ。

栄光と称賛、満足もあり、

まさに有頂天の気分になる。

そこまではいい。

だが、その先に問題がある。

頂点に立ったための気のゆるみ。

「勝って兜の緒をしめよ」というように、

どこかで気がゆるんでしまう。

勝つために切磋琢磨して、

完璧を目指して修練してきたのに、

勝った瞬間、すきができてしまう。

そのすきをなくすための意識を

意識しよう。

頂点に立ったということは、

誰よりも結果を出したということ。

誰よりも努力をしたともいえる。

だが、勝ったままですきが生まれ、

努力を止めたら、

頂点の実力は失ってしまう。

そのことを肝に銘じて生きる。

勝った栄光を長く続けるためにも

必要なことだ。

教えてくれる人

 

(今日のコトバ)

 

そっちへ行ってはいけないと

教えてくれる人を、

大人になって何人持てるだろう。

持てる人から幸せになれる。

 

 

 

 

大人になると

注意してくれる人が減ってくる。

仕事関係を除けば、

野放しになるといってもいい。

大人なのだから

あたりまえかもしれないが、

野放しにされて、

間違いないで生きれるかというと、

そうでもない。

世の中には、

いろいろな落し穴がある。

気づかないで、

とんでない間違いをおかすこともある。

その時、

「お前の考えは間違っている」と

注意してくれる人がいるか。

いてくれると、

たいぶ安心できる。

もっというと、

耳の痛いことを

いってくれる人がいれば、

間違いをおかす確率が低くなる。

人生の大事な時に、

きっと、大きな役目を果たしてくれる。

「そっちは危ない道だから、気をつけろ」と

いってくれる。

人生において、とても大切な人だ。

 

働いて未知の自分と出会う

 

(今日のコトバ)

 

働くことは、

誰にも似ていない自分が

存在することを証明できる。

 

 

 

 

何かの職業について働くと、

働く前には考えられなかった

能力を発見できることがある。

口べただと思っていたが

営業についたことよって、

意外に話すことが得意だと思う。

得意だと思えないが説得することは

うまいと思えてくる。

事務処理は向いていないと思っていたが、

役回り上、処理する書類が多くても

苦にならないことに気づく。

学生時代は緊張して好きになれなかったが、

会社でのプレゼンは評判がいい等。

おおげさにいえば、

自分の持っている未知のスキルを

働くことによって発見できる。

そう考えると、

働くことは自分の人生にとって、

素晴らしいギフトになることもあるのだ。

もし、働くというところから

距離を置いているなら、

働いて自分のスキルを見つけるのも

一つの方法。

働くことに夢中になると、

自分のまだ見ぬ世界と出会える。

チャレンジしてみる価値はあると思う。

自分の道を歩いているか

 

(今日のコトバ)

 

誰かに用意された未来に、

ごちそうはない。

 

 

 

人生の方向性は、

自分で打ち出しているか。

人に決められた道を

歩いてはいないか。

人に決められた道は、

ある意味、楽だ。

だが、その道だけ歩いていると、

ある日、何かに気づいた時に、

まったく自分が行きたくない道を

歩いているということもある。

結果、つまらない人生だと

思うことになる。

それでいい人なら、

それもいい。

だが、そんな気持ちに

なりたくないと思うなら、

自分の行くべき道を模索し、

その道を歩いていくべきだ。

誰かのつくった道は、

誰かが行きたい場所へ

つながっている。

自分の行きたい場所へは、

自分が見つける、もしくは、

自分がつくらなければならない。

そして、自分の道だと思える道を

歩いていけば、

人生に納得できる。

人生に自信ももてる。

人生を切り開いていくには、

自分の道といえる道を

歩いていくのだ。

 

 

負けた時に去らない人

 

(今日のコトバ)

 

ノックアウトされた後、

去っていった者を忘れるな。

そいつの送ってきていた声援は、

罵声に変わる。

 

 

 

 

勝ち馬にしか乗らない人がいる。

人間、大なり小なり、

そういうところはある。

だが、自分が負けた時、

挫折した時に、

人がまわりから去っていったら

どうだろう。

途轍もなく深い悲しみに

暮れるのではないだろうか。

勝ち馬として走っていた時は、

声援を送ってくれた。

サポートをしてくれた、、、。

しかし、負けた瞬間、

罵声を送る。

敵にまわる、、、。

極端だが、

そういう状況に一度ならず

出会ったことがあるはずだ。

もちろん、負けた時に

期待に応えられなくて、

人が去っていくのは

仕方ない部分もある。

だが、この時、

去って行った人を忘れてはいけない。

次の挑戦の時、去って行った人を

見返すためのエネルギーの源泉にできる。

ただ、去っていった人は、

それ以上でも、それ以下でもない。

憎んだり、恨んだりするのは時間の無駄だ。

大切なのは、負けた時に去らなかった人。

隣にいて支えてくれた人。

この人達を忘れてはいけない。

その人達こそ、

自分の本当の意味のサポーター。

信頼すべき自分の仲間であることを

証明をしてくれている人なのだ。

長い人生、

紆余曲折があっても、

付き合い続けていくに値する人がいる。

負けた時、去らない人とは、

まさしく

長く付き合っていくに値する人なのだ。

 

 

仕事は、弱さを強さにできる

 

(今日のコトバ)

 

仕事は、自分の弱さを発見してくれる。

そして、弱さを強さに

鍛えることもできるんだ。

 

 

 

 

仕事をはじめる。

人生でこれほど気づきがあることは

ないといって過言ではない。

特に、ビギナーとして修業の日々は、

自分の知らなかった

弱さを発見することの連続である。

もちろん、

新しい才能を発見することもあるが、

弱さはすぐにわかってしまう。

ただ、仕事のいいところは、

その弱さを弱いまま終らせない。

経験を積めば、弱さから強さに

進化させることもできる。

毎日の仕事が、

弱さを強さに成長させる訓練

というわけだ。

だからこそ、

仕事に貪欲に取り組むことを

忘れてはいけない。

当然、苦しいこともある。辛いこともある。

だが、その先に自分の進化があるなら

積極的にやってみればいい。

人生で弱さを強さにできる機関は、

それほどたくさんあるわけでは

ないのだから。

 

 

 

 

目的にスケジュールを

 

(今日のコトバ)

 

手段があるからこそ、

目的が標的になる。

 

 

 

目的は掲げたが、

達成までの過程が決まらない。

そういうケースが結構ある。

手段、方法論ができていない。

目的や夢を漠然と描いても、

決して達成できない。

では、どうするか?

目的をつくった段階で、

すぐに手段、方法論を考える。

はじめる前でいい。

どれだけの力をつければ、

達成できるのか。

達成までのスケジュールを

つくるのだ。

そのスケジュール通りに、

まずは進めてみる。

もちろん、不測の事態もある。

そのたびに修正をして、

スケジュール通りを目指す。

すべてがこの方法で成功するとは限らない。

ただ、確率から考えると、

いちばん高い可能性がある。

「目的にスケジュールを」

トライすべき方法論だ。

 

 

距離がある希望

 

(今日のコトバ)

 

高望みしていると、

希望も大きくふくらんでいく。

 

 

 

 

そこそこでいいと考えるより、

ないものねだりでも、

高嶺の花でも、

高望みでも、

距離がある希望に

手を伸ばすことで

成長することがある。

すぐに達成する目標を設定して、

簡単にクリアする。

それも大切だが、

自分が研鑽して、

努力して目標を達成すれば、

自分の能力もアップし、

目標達成という一石二鳥になる。

当然、自分の進化を感じ、

もっと高い希望や夢に

トライしようと思う。

距離がある希望。

もし、いま、自分が停滞期にあると思う人は、

希望を掲げよう。

できれば、

少し高く距離があるものがいい。

その希望を叶えるために邁進すれば、

自分のあらゆる機能が進化する。

いいことの比重が高いトライだ。

挑戦者の無鉄砲

 

(今日のコトバ)

 

王者は、

挑戦者の放つ無鉄砲という武器を

持つことができない。

 

 

 

頂点に立つということは、

最高の力を保持すること。

特に、王者といわれる者は、

オフェンス、ディフェンス、どちらも

高い技術を持っている。

ただ、唯一、

挑戦者より足りないものがある。

それは何か。

「無鉄砲」という戦術。

失うものがない状況が、

破れかぶれになり、

想像を超えた、

想定を超えたムチャをする。

その発想に王者はついてこれない。

あるいは、あっけに取られて、

自分の能力が停止してしまう。

王者が挑戦者に

敗北の芽をつくってしまう。

人生も同じかもしれない。

途轍もなく大きな者に

立ち向かっていくには、

無鉄砲な部分で勝負していい。

もちろん、能力を高めて

挑戦するのはもちろんだが、

それだけでは足りない何かを

無鉄砲に賭けてみる。

勝機はそこに生まれる。

自分が挑戦者の時、

無鉄砲という戦術もあることを

忘れてはいけない。

 

一生かけて解いてく自分

 

(今日のコトバ)

 

自分。

それは、一生解くことのできない

難問である。

 

 

 

 

生まれてから、

ずっと一緒にいるのに、

よくわからない。

少し正確にいうと、

物心ついた時から、

ずっと一緒にいるのにわからない

自分という人間。

どれだけ成長しても、

どれだけ学んでも、

しいていえば、

自分の傾向と対策はわかる。

性格も、癖も、腕力も、知識も、

ある程度わかる。

だが、そ

れでも状況によって変化する。

穏やかだと思った性格が、

ある沸騰点を越えると、

突然キレてしまう。

その沸騰点がわからない。

癖も非難されることもあれば、

愛されることもあって、

相手の反応で、

自分の気持ちも変わる。

腕力も鍛えている時と

鍛えていない時では、

勢いが違ってくる。

その日、その時の状況で

変わる自分。

そして、答えの出ない自分。

だからこそ、

自分にあきない。

つまり、

人生にあきないということになる。

自分。

この一番身近にいる問題を

一生かけて解いていく。

面白い人生だと思わないか。