(今日のコトバ)
後輩は、いつまでも後方にいない。
先輩の前へ出て、
大きく引き離していく翼を
育てている。
その翼はいつか実力となって、
先輩の遥か彼方に飛んでいく。
「いつまでも後輩と思うな」
そういわれたこと、
そういったこと、両方ともにある。
年次が下だから、
自分よりすべてにおいて下に
見てしまう。
何かが欠けていると思ってしまう。
だが、人は成長する。
後輩と思った人間も
キャリアを積むと、
着実に力をつけてくる。
当然、先輩だった自分を追い越して、
圧倒的な力を見せつけることもある。
そのことをちゃんと受け入れられることも、
先輩としては必要。
もちろん、高い壁となって、
後輩の目標になることも大切だが、
追い抜かれることはたくさんある。
その時、年次だけが先輩だからと、
道を通せんぼしてはいけない。
みんなわかっているが、
どこかで、無意識に
通せんぼしている時がある。
そうならないように生きるのも
先輩の大きな役目だ。