人生は、「いま」が主役である

 

(今日のコトバ)

 

手を出して助けてくれたのは、

過去の自分。

手を出して引っ張ってくれたのは、

未来の自分。

 

 

いまの自分をどうコントロールするか。

人生で一番大きな問題だ。

だが、人は過去と未来に目を向ける。

過去に心を癒され、

未来に心を踊らせる。

いまより過去と未来への

意識が高いこともある。

ただ、生きるということは、

いまの連続をカタチにしていくこと。

そのために、過去と未来は脇役に過ぎない。

では、この脇役をどうするか。

それは、いい役目をつくればいい。

いまの自分を

知恵と経験で助けてくれるのが、

過去。

いまの自分を

夢と希望で引っ張ってくれるのが、

未来。

そう思って過去と未来を使えれば、

いまはもっと生きてくる。

人生は、いま、過去、未来でてきている。

その時間の持つ能力を最大限に発揮させていく。

人生は、「いま」が主役なのだ。

沈黙む避けるために

 

(今日のコトバ)

 

人間は、

沈黙というもっとも雄弁な言葉を

聞くことがある。

 

 

沈黙。

それがとても意味を持つことがある。

その意見に反対の時。

心の中では膨大な言葉が巡っている。

そして、

沈黙している側は言葉を見つける。

ただし、言葉では表さない。

場合によっては態度に出すことはある。

その沈黙の力がどれだけ凄いかというと、

沈黙された人はみんな知っている。

その沈黙という無言も、

雄弁に言葉を放っているのだ。

だからこそ、

沈黙になる前に

しっかりコミュニケーションをとる。

会話が成り立つように生きる。

そのことを意識することで、

沈黙という状況を避けることができる。

いいコミュニケーションとる一つの秘訣だ。

心だって、持てる荷物の量は決まっている

 

(今日のコトバ)

 

人生は途中で捨てられないから、

持てるだけの荷物を持って

生きていこう。

 

 

 

長く人生を生きていると、

人生に荷物を

持たなければならない時がある。

心にある荷物は、

ちゃんと降ろしていかないと、

どんどん溜まってしまって、

時々、生きることがしんどくなる時もある。

だから、

心の荷物も、その時々で整理して、

降ろしていいものは降ろしていく。

なんでもかんでも持ち歩いていると、

重すぎて歩くのがつらくなる。

人間だって、心だって、

持てる量には限界がある。

心の荷物はつどつど降ろす。

その意識を持って生きると、

ちょっとだけ楽な気持ちになれる。

そのことを忘れてはいけない。

一喜一憂を越えた不動の意志

 

(今日のコトバ)

 

勝った者でもなく、

負けた者でもなく、

最後に勝つのは続けた者である。

 

 

勝った負けたで一喜一憂する。

人間の心理だ。

勝てばう嬉しいし、

負ければ悔しい。

だが、人生という長い時間でみると、

勝ちも、負けも途中経過。

勝ちばかりの人生はありえないし、

負けばかりの人生もありえない。

そう考えると、

勝ち負けばかり意識していても

仕方ない部分もある。

では、何を基準に生きたらいいのか。

それは、継続性ではないだろうか。

勝とうが、負けようが続けている。

続けているものは、

自信もあるし、

一喜一憂を越えた不動の意志がある。

その継続するものを大切にする。

人生は、揺るぎないものを持って

生きる人の勝ち。

そういう意味で、

継続しているものを持った人は強い。

人生をしっかり生きるための礎になるのだ。

幸せとそうでない時の基準

 

(今日のコトバ)

 

幸せとは、

幸せな人には

まったく見えなくなるもの。

不幸とは、

不幸な人には

それしか見えなくなるもの。

 

 

 

幸せな時ほど、

幸せのことを考えない。

むしろ、忘れているといっていい。

幸せだと思っている時は、

幸せと名付けた状況の意味を

考えたりしないのだ。

反対に、

不幸な時は、

不幸なことばかり考えてしまう。

なぜ、不幸なのか考えてしまう。

幸せそうな人をみてひがんでしまうこともある。

頭のほぼすべてを占めてしまうことさえある。

ただ、この幸せと不幸を感じる気持ちがワルいと

いっているのではない。

一つの基準として、理解していればいい。

人生が好調で幸せな時、

何も幸せを考えない時だからこそ、

幸せを満喫している。

人生が曇り空で不幸だと思う時、

一つの不幸に惑わされず、

自分の中にある小さな幸せでいいから

感じるようにする。

そのバランスが生きる力をつける。

人生を大きく揺れ動かすことなく

生きるために忘れてはいけない。

過去は、親であり、保護者

 

(今日のコトバ)

 

想い出は、

人生の保護者になる。

 

 

自分には過去がある。

膨大な量の過去がある。

その一つ一つが自分を形成している。

時に振り返ってみて、

時に戒めてみて、

時にすがってみて、

そして、時に未来へ向かうための

参考として、、、、。

自分の味方であり、

自分をあたたかく見守ってくれる。

なんだが、親のような役目をしてくれる。

つまり、自分の過去は、

人生の親、または、

保護者の役目を果たしている。

そう思って生きると、

自分と過去の関係もわかりやすくなる。

依存しすぎるでもなく、

頼る時は頼る。

自分の過去とは、

そんな気持ちで付き合っていければ、

生きやすくなるのではないだろうか。

 

知識・知恵を貯めていく

 

(今日のコトバ)

 

知識の財産は、

どんな大泥棒も盗めない。

 

 

 

貯めたり、稼いだりして、

ある程度儲けると、

盗まれたくないという気持ちになる。

何もなければ、

そんな気持ちにはならないが、

持ってるものは守りたくなる。

その中でいくら貯めても、

まったく盗まれる心配のないものがある。

それは、知識・知恵。

個人の頭にあるものは、

個人本人だけが管理できるもの。

他人が欲しいといっても、

本人が提供しなければ盗むことはできない。

個人の持つ最高の能力といってもいい。

この知識・知恵を人生に駆使して生きる。

それができる人は幸せ者といっていい。

自分の能力で生き抜けるのだ。

いま、人に影響されず、

盗まれることなく能力を発揮したい人は、

知識・知恵を貯めていこう。

たくさんあれば、

生きる選択肢も増える。

いろいろな明るい未来を構築できる。

そのために、知識・知恵を貯めていくのだ。

 

距離を縮めていい部分を探す

 

(今日のコトバ)

 

あの人を許せないと

思って生きていると、

許せない時間だけ

自分が寂しくなるんだ。

 

 

 

人を許せないと思っていると、

なんだかイライラして、

不快な気分になる。

相手が許せないことをしたから

そんな気分になるのだろうが、

それでも、不快な気持ちが続くのは、

自分の人生にとって良くない。

あまり長く続くと、

不快を越えて寂しさまで感じてしまう。

その気持ちを解消するために、

どうしたらいいだろうか。

いちばんは許せない相手を許せればいい。

では、許すためには、

どうしたらいいだろう。

あたりまえかもしれないが、

許せる部分を見つける。

もっというと、いい部分を探す。

そのために、許せないからといって、

距離をとるのではなく、

より距離を縮める。

そこが大切。

もちろん、

どうしても許せないこともある。

その場合は、時間をおいてみる。

とにかく、距離を縮めていい部分を探す。

そこからはじめよう。

 

 

 

「あなた」というアイコン

 

(今日のコトバ)

 

足したら、あなたが薄まる。

引いたら、あなたが軽くなる。

あなたは、あなたのままがステキなのだ。

 

 

 

日々生きる中で、

「あなた」という人間を

まわりは認識している。

良くもワルくも「あなた」は、

「あなた」というアイコンになっている。

それは、それで素晴らしいことだ。

「あなた」がどんな生きものかを、

まわりに生きる人が認識している。

「あなた」という答えが、そこにあるのだ。

ただ、生きていると、自分を失うことがある。

悲しいこと、寂しいことがあって、

孤独になってしまうこと。

何かの目標にたどり着けなくて、

あせってしまうこと。

いろいろあって、

いつもの「あなた」ではなくなってしまう。

ただ、「あなた」は、「あなた」だ。

何年も生きてきた自分という生きものが

変わってしまうと、

「あなた」というアイコンがおかしくなる。

「あなた」は「あなた」のままでいい。

もし、「あなた」らしくないと思われたら、

それは危険信号。

「あなた」に戻すよう考えてみる。

まわりが気を使うのではなく、

「あなた」らしくなるように意識してみる。

その意識が「あなた」というアイコンを

元に戻していく。

「あなた」という人生は、

「あなた」であるからこそ、

ステキに輝くのだ。

「未来」を「幸福」にする

 

(今日のコトバ)

 

未来には、まだ名前がない。

だから、これから自分のものになった時、

「幸福」を名付けられるように

生きていきたい。

 

 

 

「今」と「過去」しかわからない。

「未来」のことは、何もわからない。

良くもワルくもなる可能性がある。

ただ、「未来」に関しては、

まだ、変えることができる、

つまり、良くできることも可能。

100%とはいわないが、

より良くしていこうという意志が

反映できる。

だとしたら、より良い方向へ考えて、

より良い方向へ動く。

言葉にすると、

「幸福」というものを求めて生きてみる。

人生、どれだけ「幸福」な時間を持てたかが

勝負のような気もする。

だとしたら、今から変えられる「未来」を

「幸福」にしていく。

その想いを持ち続けて生きることも

大切なことだ。