(今日のコトバ)
幸せは、
たし算しながら、
やがてかけ算して、
大きくなると人生の財産になる。
幸せは、一人では育たない。
もちろん、一人占めできない。
仮りに、幸せの芽のようなものがあっても、
一人では大きくできないものだと思う。
例えば、勝利したことが幸せだと思っても、
自分以外の誰も喜んでくれなかったらと
想像すると、幸せとは思えないと思う。
成功したとしても、誰も一緒に
喜んでくれなかったらと考えると、
なぜ成功したのだろうと思ってしまう。
反対に、小さな幸せでも多くの人が
喜んでくれと、幸せを感じる。
二人でもいい。五人でもいい。
十人でもいい。多ければ多いほどいい。
例えば、昨日のサッカーワールドカップに
日本代表が出場を決めた。
自分も嬉しいが、日本中の人が喜んでいる。
そう感じると、幸せな気分に包まれる。
それは、わかちあう人がいるからだ。
だから、幸せになりたいのなら、
誰かのためになることで幸せをつくろう。
誰かが幸せになることで、
自分も幸せになれる。
その幸せが、また、
まわりの人に伝わって、
幸せの和が広がっていく。
見えるもの、
見えないものにかかわらず、
幸せは広がっていく。
幸せになるために、
幸せを誰かと共有していく。
共有できるものにする。
それが、幸せになるために
一番大切なことだと思う。