(今日のコトバ)
最後は気合いだ!ではない。
最初から気合いだ!なのだ。
土壇場になると必ず「気合い」だとアドバイスを受ける。
もう技術はいい。精神力を全面に出して戦え。
負けそうだったり、ギブアップ寸前の人には、
気持ちのチカラで大逆転のシナリオを自らつくり出して欲しいと願う。
そして、その土壇場から気合いで大逆転する人を日本人は愛する。
力道山、長嶋茂雄、アントニオ猪木、サッカー日本代表、
最近ではハンカチ王子の斎藤佑樹など、時代の申し子となったのは、
追いつめられてから奇跡的な展開で勝利を呼び込む人たちだ。
彼らは、土壇場の精神力もさることながら、
実は最初から高いモチベーションで戦いに挑んでいる人だとわかる。
だから、最後は気合いだとということも正しいが、
最初から気合いを入れて頑張る人こそ、
最後にまた驚異のチカラを発揮できる。
人が何かに挑む時、最初からチカラを温存するのではなく、
全力で戦っていこう。負けても、倒れても、全力で戦っていこう。
その全力のチカラが最後の気合いにつながるのだから。
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