宇宙で唯一の想像者

(今日のコトバ)

 

想像が走り続ける距離に、

人間は追いついていけない。

 

 

 

人間の想像力は果てしないものがある。

技術では到底追いつけない壮大なロマンがある。

その想像力をゆっくりと少しずつクリアしてきたのが、

文明の歴史でもある。

とすると、いま、頭の中にある想像は、

やがて現実のものとなる。

たとえば、宇宙の果てまで自由に行き来できたり、

過去へも未来へも自在にタイムトリップできたり、

ガンが風邪のように治ってしまったりすることも、

想像力によっては可能になってしまうかもしれない。

ただ、それほど大それたことでなくても、

少し頭を使えば人間は快適に生きていける。

日々の暮らしに工夫があるだけで楽に生きていける。

既成のもの中で生きるより創ったものの中で生きる方が嬉しい。

想像がなければ、進化がなく昨日と変わらない今日が続いていくばかりだ。

生活に想像力を。夢に向かって想像力を。

人間には、宇宙で唯一の想像者なのだから。

 

 

 

 

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