一つのこと

(今日のコトバ)

 

傷は、ゆっくりでも必ず治るものです。

 

 

 

不愉快なこと、ストレス、プレッシャー、痛み、

辛さ、苦しさ等、人間が本来避けて通りたいことが、

重なってやってくる時がある。

一つならまだしも、二つ三つとなると、人間も対応できなくなる。

数があればあるほど、一気に解決することは難しい。

一つのことをきちんと片付けていくことが、

すべてを解決するための王道だ。

いま、自分が苦境に立たされていると思っていたら、

どこからでもいい、一つのことを解決していこう。

少々、時間がかかってもいい。あっちもこっちも手を打つのではなく、

目の前のものをどうするかだけ考えよう。

一つが片付けば、次のテーマが見つかる。そのテーマを根本的に治癒すれば、

様々な困難が勢いを失ってくる。少しは傷つくかもしれない。

だが、傷は時間がかかっても治るものだ。

焦るな、きちんと、まず一つのことを解決するのだ。

 

 

(トピックス)

 

新しいビートルズ 「LOVE」

 

もう何枚ビートルズのベスト盤を買っただろう。同じ曲の入ったCDも

結構な数になる。でも、勝ってしまうのだ。ビートルズのプロデューサー

であったジョージ・マーティンと息子のジャイルズ・マーティンが、

メンバーの全面協力の下、数年かけて作り出した新たなサウンド。

知っている曲ばかりなのだが新鮮に聴こえてしまう。

さて、あなたはどう聴くだろうか。

●曲目 1.ビコーズ 2.ゲット・バック 3.グラス・オニオン

4.エリナー・リグビー/ジュリア  5.アイ・アム・ザ・ウォルラス

6.抱きしめたい 7.ドライヴ・マイ・カー/愛のことば/

ホワット・ユーアー・ドゥーイング 8.グンキ・ンサ

9.サムシング/ブルー・ジェイ・ウェイ 

10.ビーイング・フォー・ザ・ベネフィット・オブ・ミスター・カイト/

アイ・ウォント・ユー/へルター・スケルター 11.ヘルプ!

12. ブラックバード/イエスタデイ 

13. ストロベリー・フィールズ・フォーエバー

14. ウィズイン・ユー ・ウィズアウト・ユー/トウモロウ・ネヴァー・ノウズ

15. ルーシー・イン・ザ・スカイ・ウィズ・ザ・ダイヤモンズ

16. オクトパス・ガーデン 17.レディ・マドンナ 

18. ヒア・カムズ・サン/ジ・インナー・ライト

19. カム・トゥギャザー/ディア・プルーデンス/クライ・ベイビー・クライ

20. レヴォリューション 21. バック・イン・ザ・U.S.S.R.

22. ホワイル・マイギター・ジェントリー・ヴィープス

23. ア・デイ・イン・ザ・ライフ 24. ヘイ・ジュード

25. サージャント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

26. 愛こそはすべて

 

 

 

天皇杯サッカー、ベスト4決まる

 

準決勝進出は、浦和レッズ、コンサドーレ札幌、ガンバ大阪、

鹿島アントラーズに決定した。準決勝は、浦和と鹿島、

大阪と札幌の戦いとなる。J2で唯一残っている札幌が

どこまで頑張るか楽しみだ。

 

 

 

(kotobaza感動本店4)

 

自伝 大木金太郎  伝説のパッチギ王

 

アントニオ猪木、ジャイアント馬場と日本プロレスの全盛期を築き、

原爆頭突きで一世を風靡した大木金太郎の自伝。猪木、馬場の自伝

のようなものはたくさく出版されたが、力道山時代の三羽烏とよば

れた大木金太郎の自伝はこの作品がはじめてではないだろうか。

韓国から密航。力道山に身元引受人になってもらい、プロレ

スに入門。必殺技を身につけるために頭突きを特訓する。本来、頭は

それほど固くなく、鍛えて強くした。その特訓たるや凄まじい。

力道山の拳で殴られる。ゴルフのパターで殴られる。灰皿で殴られる。

額が切れるのは日常茶飯事、挙げ句の果てには、首にひびが入って

しまった。さすがの大木も病院へいって診察してもらうと医者から

ドクターストップが。しかし、力道山は「なぜ、練習を休んだ」と

怒る、、、。現在では非科学的で考えられないような特訓で、原爆

頭突きを習得する。以来、約30000万発の頭突きで、日本の、

韓国のスーパースターとして君臨した。日本での活躍は、ある程度

知っていたが、韓国でも国民的英雄だったことは、この本で初めて

知った。晩年は、頭痛と持病に悩まされ辛い闘病生活を続けていた。

ちょうどこの本が出版される数ヶ月前、この世を去った。

この本が見事なのは、大木の、日本のプロレスのみならず、日本人と

韓国人の平等の立場にたち、もっともっと友好できるのでないかと伝えている。

大木が米国でチャンピオンになった時、日本人と韓国人が共に

涙を流して喜んだという回想が、一番心に残った。

 

 

 

今日のコトバのバックナンバー及びその他作品は、

コトバザウルスhttp://kotobaza.com/へ。

コメントを残す