(今日のコトバ)
行く道は足が浮いていたけど、
帰り道は足が地についていた。
はじめてはじめることは、
誰にでも不安がつのる。
一歩前へ出るだけでも、
足がすくむことさえある。
ただ、はじめた以上、
前進しなければ何も進まない。
転びそうになったり、傷ついたり、
倒れたりしても、
前へ、前へ歩いていく。
歩いていけば、一歩の踏み出し方を
理解するように、要領を理解し、
徐々に力強く歩けるようになる。
毎日の繰り返し続けていけば、
しっかりとした一歩を歩めるようになる。
人は、そうして経験を積み、
心技体を成長させて、
自分の実力という血肉に変えていく。
だからこそ、はじめの一歩の不安を
乗り越えることが大切。
一歩踏み出すことによって、
乗り越えてしまえば、
不安は時間の経過とともに
消えていく。
不安が消えると同時に、
自信が生まれていく。
地に足がつくという状態にまでなれば、
一歩踏み出すことが楽しくなる。
いま、何かをスタートする前で
躊躇している人は、
まず、一歩を踏み出すことだけ考えよう。
そして、少々の困難があっても、
歩くことをやめないこと。
そこに、不安を自信に変えるすべてがある。
一歩一歩前進することが、
不安を打ち消す最良の薬になるのだ。