相手もただの人間

 

 

(今日のコトバ)

 

小さく思える自分でも、

あいつから見れば、立派に大きく見えている。

 

 

 

 

自分の足りないところ、

自分のよくないところ、

自分の許せないところ等、

劣等感になる部分は、誰にでも

少なからずあるだろう。

人と比べて劣っているから

何とかしたい。

だが、どうにもならないでいる。

ただ、

ほんとうに人より劣っているのだろうか。

それは、あくまでも自分という

一つの視点から見た場合の考え。

自分以外の他人から見ると、

何も劣っていないと

思われていることも多い。

自分が対象とする相手も、

こちらの凄いところを見ていて、

絶対的に勝っているとは

思っていない。

自分が劣っていると

思っていることも多いはずだ。

相手のいいところは、さらによく見えて、

自分のわるいところは、さらにわるく見える。

人間の視野など、そんなものかもしれない。

見えない幻想をつくりあげ、

幻想に勝てないともがいてしまう。

もちろん、もがくことが努力に変わり

成長する場合もある。

ただ、度が過ぎると、

幻想に押しつぶされてしまうこともある。

そういう状況にならないためにも、

相手を大きく見過ぎないようにしよう。

相手も人間。

いいところもあれば、

わるいところもある。

相手のわるいところもしっかり見る。

相手の弱いところもしっかり見る。

そして、自分のいいところも

しっかり見る。

特に、自分のいいところをしっかり

見つめることは大切。

いいところはどこだ、

いいところために精進しているか。

精進していれば、

怖れることはない。

その精進を続けて、

前進していけばいい。

幻想がなくなった相手は、

自分より劣っているところが

たくさんある、ただの人間。

地上に怖れる人間など、

それほどいないのだ。

 

 

 

 

 

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