いい人も人間

 

 

(今日のコトバ)

 

いい人が仮面を脱ぐと、

わるい人ではなく、

いやな人になる。

 

 

 

自分が生活しているまわりに、

必ず一人はいる、いい人。

日頃、笑顔が多く、

怒ったりせず、なんでも話を訊いてくれる。

頼みごともしやすい。

もっというと、面倒くさいことも

お願いしやすい人。

いてくれると、非常に助かる人。

まわりの人から、いい人といわれる。

ただ、そんないい人も、

基本的にはおだやかなのだが、

どこかでスイッチが入って、

キレる人がいる。

普段、キレないだけに、

破壊力抜群。

その時思うのが、

いい人がキレると、

わるい人になるのではなく、

いやな人になってしまうこと。

たぶん、いい人は、仮面の部分があって、

自分の気持ちの中で処理していることが多い。

その処理機能が働かなくなるぐらいキレると、

「いままで、そんなこと思っていたのか」

というぐらい、いやな気持を吐露する。

みんなが安心していい人だと思っていたけれど、

実は、ドロドロなことを考えていたんだと知る。

そうなると、普段、付き合っている人々は、

付き合い方を考え直さなければと思う。

それがいけないということではない。

ただ、ギャップも含めて、

いい人は、キレると、評価が一変する。

人としては、あたりまえのことなのだが、

いやな部分が見えると、

いやな人になってしまう。

いい人も人間だ。

いい人がキレると、

そんなことを感じてしまうのだ。

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